静岡学園高校のMF高田優選手、FW神田奏真選手、GK中村圭佑選手が、それぞれ来季のJリーグ入りが内定しました。
MF 高田 優(清水エスパルスSS静岡出) ⇒ J2 徳島ヴォルティス
「学園の10番」を背負うファンタジスタです。細みの体でしなやかに相手をかわす姿は、2年前の10番・古川陽介選手(現・ジュビロ磐田)と重なるところがあります。プレースタイルとしては、ディ・マリア(アルゼンチン代表)に似ているという周囲の評価もあるように、ドリブラーというよりは、ボールを運びながらスルーパスやシュートを狙っていくややインサイドプレイヤー寄りの印象です。
神田や中村に比べると、アンダー代表にも選出されておらず、プロ入りは厳しいかとも思っていましたが、SBS国際ユースカップで、U-18日本代表に対し、彼らを上回るテクニックを見せつけたことで評価を上げたのではないでしょうか?
徳島には、柿谷曜一朗選手という日本屈指のファンタジスタがいるので、ぜひそういった先輩から多くのものを吸収して、静岡学園の先輩・MF玄理吾選手とともに活躍してほしいです。
GK 中村 圭佑(埼玉県出身) ⇒ J2 東京ヴェルディ
各年代においてアンダー代表に選ばれている、世代を代表するGKです。
187cm、85kgと恵まれた体格を持ち、チームでも昨年以前から不動のレギュラー。今年は主将を務め、インハイ県予選決勝でも絶体絶命の追加点のピンチを正にスーパーセーブで凌ぎました。
川口監督も、「高いレベルで経験を積めばもっと良くなる」と語るなど将来性も高く、J1昇格を目指す東京ヴェルディで守護神を目指していってほしいです。
FW 神田 奏真 ⇒ J1 川崎フロンターレ
インハイ県予選でも3試合7得点と大活躍した神田。昨年まではフィジカルを活かした頑張りが評価されていましたが、決定力を増して、より怖い選手に進化しています。
インハイ決勝ではハイボールを胸トラップしてハーフボレーというスーパーゴールを決めました。このプレーに象徴されるように、身体能力の高さを活かした空中戦の強さとキープ力が最大の魅力です。
川崎フロンターレでは、同じ静岡学園出身のMF大島僚太選手からのスルーパスからの豪快なゴールを期待したいです。
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