【2023 高校サッカー選手権 静岡県大会 優勝候補(対抗)紹介】浜松開誠館高校

2023選手権静岡県大会

チーム基本情報

創部年

2005年

監督

青嶋文明

部員数

104名

主将

八巻涼真

基本フォーメーション

3−4−2−1/ 3−5−2

シード

第1シード

所属リーグ

プリンスリーグ東海

5位/12チーム 7勝3分5敗

(令和5年10月29日時点)

直近大会の成績

令和5年度 総体(インハイ)県大会

ベスト8

令和4年度 新人戦県大会

ベスト16

令和4年度 選手権県大会

優勝

令和4年度 選手権全国大会

1回戦敗退

戦力分析

戦力分析:優勝候補の「対抗」

チームのスタイルは明快で、フィジカルを活かして全員で強度の高いプレスを仕掛け、相手の自由を奪ってカウンターで仕留めるのがパターンになります。昨年の選手権県大会は、これがハマって準決勝では静岡学園、決勝では藤枝東高校を倒し、2度目の優勝を飾りました。

カウンターサッカーを仕掛けるうえでは決定力の高いストライカーが不可欠ですが、開誠館には絶対的なエース・FW菅原太一選手(3年)がいます。昨年度の選手権県大会得点王で、今年のプリンスリーグ東海でも15ゴールで得点ランクトップに立つ生粋の点取り屋です。抜群のアジリティとシュートスキルを持ち、青嶋監督からも「彼に何本シュートを打たせることができるかが鍵」と言われるほど全幅の信頼を置かれています。

下級生に有力選手が多いのも今年の開誠館の特徴で、菅原を支える2シャドーには、ともに2年生のFW・田中脩(2年)FW・安藤則斗(2年)が入ると思われます。ともにスピードとスタミナを併せ持ち、ハイプレスの開誠館の先鋒も担っています。同じ2年生では、MF・森下太陽選手(2年)は、視野の広さを活かした展開力が武器。3バックの左のレギュラーのDF・荒明斗空選手(2年)は1年生からレギュラーで、元々MFの選手だけあって、守備だけでなく最終ラインからの持ち上がりも武器です。

1年生でも試合に絡んでいる選手は多く、GK・吉田壮馬選手(1年)は既にレギュラーとして活躍。1年生とは思えない状況判断を見せています。そして何と言っても注目はMF川合亜門選手(1年)。昨年、史上初の静岡県勢対決となった全中サッカー大会決勝で、静岡学園中学を破って優勝した浜松開誠館中学のエースにして主将を務めた選手で、1年生としては県内No.1の選手と言っても過言ではないと思います。

もちろん3年生の存在も大きく、DF・八巻涼真選手(3年)は、187cmのサイズを活かして空中戦で無類の強さを誇り、足元の技術も高い頼れるキャプテンです。U-17日本高校選抜にも選出されるなど、プロ入りも期待される選手です。右ストッパーのDF・黒田崇文選手(3年)は抜群の対人能力を誇り、MF・長谷部響輝選手(3年)は地味ながらハードワークと的確な繋ぎでチームに欠かせない存在となっています。

1年生から3年生までバランス良くタレントを揃え、2年連続の県大会優勝、そして全国初勝利を狙う「西の横綱」的存在です。

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