静岡県高校サッカー新人大会 決勝
1月26日、静岡県高校サッカー新人大会の決勝が行われました。
静岡学園 3−2 磐田東
得点者:(静)吉田、四海、佐々木
(磐)袴田、高田
スタメンは以下のとおり。
磐田東は前半14分、静岡学園のセンターバック・吉田が芝に足を取られたのかバックステップ中に転んだところを磐田東の左サイド・遠藤がボールを回収し、縦突破からのクロス。静岡学園ディフェンスのクリアが中途半端になったところをこの日スタメンのFW・袴田が押し込んで磐田東が先制します。
静岡学園は荒れ気味のピッチで序盤は本来のスムーズな繋ぎがあまり見られませんでしたが、徐々に順応すると、前半36分、提坂の絶妙なフリーキックから、センターバックの吉田がヘディングで合わせて同点に追いつきます。
前半ロスタイムには静岡学園が磐田東のハンドでPKを得ますが、新10番・佐々木のシュートは左ポストを直撃し、1−1のまま前半を終了しました。
迎えた後半開始早々の3分、右サイドの神吉が、ハーフェーライン手前から中盤から飛び出した四海に絶妙なロングパス。これを四海が冷静にキーパーの頭上を超えるループシュートで勝ち越しに成功します。
後半12分には、磐田東ディフェンスのパスミスを拾った四海が、佐々木にパス。ゴール前でボールを受けた佐々木が左足を振り抜いて3−1と突き放します。
これで意気消沈するかに見えた磐田東ですが、気持ちを切らすことなく後半28分、途中出場のFW・高田が裏抜けからゴールニアサイドを打ち抜き、1点差に。
後半39分には静岡学園の佐々木から奪ったボールが高田に渡り、強烈なシュートを放ちますが、静岡学園のGK・瀧が素晴らしい反応で凌ぎ、3−2のままホイッスル。静岡学園が2年連続18度目の新人大会優勝を果たしました。
静岡学園は県内主要3大会(新人大会、県総体、選手権)で6連覇、26連勝と無敵を誇っています。次回は県総体になりますが、静岡学園を破るチームが現れるのか、注目したいです。
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