2010年ワールドカップ南アフリカ大会の静岡県勢の活躍の記録です。
基本スタメン
GK
川島永嗣(埼玉県・川崎フロンターレ)
DF
駒野 友一(和歌山県・ジュビロ磐田)
中澤 佑二(埼玉県・横浜F・マリノス)
田中マルクス闘莉王(ブラジル・名古屋グランパス)
長友 佑都(愛媛県・FC東京)
MF
阿部 勇樹(千葉県・浦和レッズ)
遠藤 保仁(鹿児島県・ガンバ大阪)
長谷部 誠(静岡県・ヴォルフスブルク)
FW
松井 大輔(京都府・グルノーブル)
本田 圭佑(大阪府・CSKAモスクワ)
大久保 嘉人(福岡県・ヴィッセル神戸)
ベンチメンバー
GK
楢崎 正剛(奈良県・名古屋グランパスエイト)
川口 能活(静岡県・ジュビロ磐田)
DF
内田 篤人(静岡県・鹿島アントラーズ)
岩政 大樹(山口県・鹿島アントラーズ)
今野 泰幸(宮城県・FC東京)
MF
中村 俊輔(神奈川県・セルティック)
中村 憲剛(東京都・川崎フロンターレ)
稲本 潤一(鹿児島県・川崎フロンターレ)
FW
岡崎 慎司(兵庫県・清水エスパルス)
玉田 圭司(千葉県・名古屋グランパス)
矢野 貴章(静岡県・アルビレックス新潟)
森本 貴幸(神奈川県・カターニャ)
静岡県勢の活躍
レギュラーは長谷部誠(静岡県藤枝市出身・ヴォルフスブルク)1名でした。大会直前に26歳にしてキャプテンを任され、下から6番目の若さの中で「抜擢」といっていい起用だったと思います。際立った武器があるわけではないですが、攻守共に穴がなく、何より状況判断が素晴らしく、危険なところを埋めるポジショニングも素晴らしいものがありました。
FWの矢野貴章(静岡県浜松市出身・アルビレックス新潟)は静岡県民にとってはうれしいサプライズ選出でした。高さ、強さに加えて速さもある、日本人では希少性の高い選手で、初戦のカメルーン戦で途中出場しましたが、ややクオリティ不足を露呈してしまい、その後出番はありませんでした。
GKの川口能活(静岡県富士市出身・ジュビロ磐田)もサプライズ選出。第3GKの立ち位置で出番はなかったものの、精神的支柱としてキャプテン・長谷部へのサポートやチーム全体を鼓舞することで貢献しました。DFの内田篤人(静岡県函南町出身・鹿島アントラーズ)はワールドカップ前に体調を崩してレギュラーを外れ、出番がありませんでしたが、腐ることなく練習ではベストを尽くし、試合中は声を枯らして応援しました。こういったベンチも含めた一体感が、下馬評を覆してベスト16に進出した大きな要因だったと思います。
まとめ
GK
川口能活(出場なし)
DF
内田篤人(出場なし)
MF
長谷部誠(全4試合スタメン・2試合フル出場)
FW
矢野貴章(1試合出場)
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