清水桜ヶ丘との決勝を劇的な展開で制し、2年ぶりのインターハイ静岡県予選優勝を果たした静岡学園。本大会でも優勝候補の一角となるはずですが、今回はメンバーと県内出身と思われる選手の紹介をしていきます。
インハイ県予選決勝メンバー
まずは県予選決勝のメンバーです。
GK
中村 圭佑(3年)188cm/74kg FC東京U-15むさし
DF
泉 光太郎(3年)167cm/62kg 八尾大正FC
水野 朔(3年)183cm/73kg アイリスFC住吉
大村 海心(3年)178cm/68kg 大阪東淀川FC
吉村 美海(3年)170cm/61kg 大阪市ジュネッスFC
MF
森﨑 澄晴(3年)171cm/63kg 刈谷JY
福地 瑠伊(3年)180cm/70kg 清水エスパルスジュニアユース
田嶋 旦陽(3年)167cm/60kg FC渋谷
FW
志賀 小政(3年)176cm/59kg 千里丘FC
神田 奏真(3年)179cm/70kg 大阪東淀川FC
高田 優(3年)179cm/67kg 清水エスパルスSS静岡
U18代表選手
アンダー代表歴を持つ選手の紹介です。
GK 中村 圭佑 2023年 U18日本代表候補
各年代においてアンダー代表に選ばれている、世代を代表するGKです。
チームでも昨年以前からレギュラーとして君臨し、インハイ県予選決勝でも絶体絶命の追加点のピンチを正にスーパーセーブで凌ぎました。
FW 神田 奏真 2023年 U18日本代表候補
インハイ県予選でも3試合7得点と抜群の決定力を見せた神田。
決勝での同点ゴールに象徴されるように、身体能力の高さを活かした相手の予測を超えるプレーが最大の魅力です。インハイでも爆発を期待したいです。
静岡県出身選手
出身県は公表されていないですが、中学以前の経歴から静岡県出身と思われる選手を紹介します。
MF 高田 優(清水エスパルスSS静岡出)
今年の「学園の10番」を背負っているという事実だけでも、特別な選手であることがわかります。細みの体でしなやかに相手をかわす姿は、2年前の10番・古川陽介選手(現・ジュビロ磐田)と重なるところがあります。プレースタイルとしては、ディ・マリア(アルゼンチン代表)に似ているという周囲の評価もあるように、ドリブラーというよりは、ボールを運びながらスルーパスやシュートを狙っていくややインサイドプレイヤー寄りの印象です。
学園の10番ならではのスター性は十二分に持っているので、フィジカル面や得点力を強化して、インハイ、そして選手権で活躍して、ぜひプロに行ってほしいです。
MF 福地瑠伊(清水エスパルスジュニアユース出)
昨年からレギュラーで活躍するスケールの大きいMF。昨年のボランチから、センターハーフにポジションを上げて、より存在感を増しています。決勝でもピッチの至るところに顔を出し、ボール奪取と的確な繋ぎを繰り返し、延長前半には神田奏真への縦パスで決勝ゴールを演出しました。
希少な大型センターハーフとして、個人的にはアンダー代表に入ってもおかしくない選手と思っています。今後のさらなる活躍に期待です。
現時点でのレギュラー以外では、決勝でも途中出場したFW・山下輝大(2年・静岡学園中出)、準レギュラークラスのDF・提坂煌世(3年・静岡学園中出)、プレミアWESTでスーパーサブとして出場機会を得ているFW・大木悠大(2年・清水エスパルスジュニアユース出)にもレギュラーを奪う活躍を期待したいですね。
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