昭和51(1976)年度 静岡県高校サッカー選手権決勝
静岡学園 2−1 東海大一
得点者:(静)成島、八木
(東)小沢
初の私学同士の決勝となった今大会。先制したのは静岡学園で、前半16分、落合のセンタリングを成島が蹴り込んで先制。対する東海大一は、後半30分、小沢のシュートで追いつきます。延長でも決着が付かず、再延長の前半に、コーナーキックから八木が決め、2−1で静岡学園が初優勝を果たしました。
静岡学園は、全国大会でも個人技を活かしたラテンサッカーで旋風を巻き起こし決勝に進出。大会随一のドリブルテクニックを見せたFW宮原をはじめ、後の日本代表GK・森下や、成島、杉山誠・実の双子兄弟など1年生がチームの中心となりました。決勝ではこちらも天才1年生・FW水沼貴史を擁する浦和南と、選手権史上最高とも言われる名勝負を演じ、4−5で惜しくも準優勝となりました。
昭和51(1976)年度 静岡県高校サッカー選手権結果
優 勝:静岡学園
準 優 勝 :東海大一
ベスト4:藤枝東、浜名
全国高校サッカー選手権結果:準優勝
大会優秀選手(ベストイレブン)
GK 牧田邦彦(清水東・2年)
DF 安間和仁(浜名・3年)
神保英明(静岡学園・2年)
八木智嗣(静岡学園・3年)
MF 宮本昭義(静岡学園・3年)
池谷太志(藤枝東・3年)
吉越利光(浜名・3年)
大野聖吾(藤枝東・3年)
FW 宮原真司(静岡学園・1年)
志田文則(清水東・3年)
有ヶ谷二郎(静岡学園・3年)
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