【公式記録】第62回静岡県高校サッカー選手権(1983年度編)優勝:清水東高校

【公式記録】高校サッカー選手権静岡県予選

昭和58(1983)年度 静岡県高校サッカー選手権決勝

清水東 6−1 静岡学園

得点者:(清)武田4、川口、大榎

    (東)馬場

ベスト4は第1シードの清水東、清水商業、静岡学園と、第3シードの静岡が進出。準決勝の清水東-清水商業は、清水商業のペースで進みながら、前半34分、スーパー1年生の清水東FW武田が先制ゴールを決め、そのまま逃げ切りました。もう1試合の静岡学園-静岡は、静岡が室田のシュートで先制するも、静岡学園のMF三浦泰年の連続ゴールで逆転、後半にもFW向島が追加点を入れて3−1で静岡を下し、決勝へ進出しました。

決勝は清水東-静岡学園。試合は開始早々の3分、清水東のFW武田が相手のミスを逃さず先制すると、4得点と大暴れ。6−1と静岡学園を圧倒し、優勝しました。

清水東は「3羽ガラス」と言われたFW長谷川健太、MF大榎克己、DF堀池巧に加え、1年生にして県大会のMVPと得点王に輝いたFW武田修宏という豪華タレントを擁し、全国でも順調に勝ち進み決勝へ進出。相手は関東の雄・帝京で、関東の強豪私立対地方の公立高という構図も対照的でした。帝京はFW前田、MF平岡、DF岩井と各ラインに軸がいる好チームで熱戦が期待されました。試合は技術に勝る清水東が主導権を握るも、前半21分、CBの堀池が右サイドのカバーで釣り出され、背後にパスを出されたところ、帝京のエースFW前田治がニアサイドでダイレクトで合わせて先制。清水東はMF大榎克己がボールを動かして右ウイングのFW長谷川健太がサイドをえぐり、中でFW武田信宏が合わせる必勝パターンを、帝京の徹底マークで封じられ、0−1で敗戦。惜しくも全国連覇を逃しました。

昭和58(1983)年度 静岡県高校サッカー選手権結果

優  勝:清水東

準 優 勝 :静岡学園

ベスト4:清水商業、静岡

全国高校サッカー選手権結果:準優勝

大会優秀選手(ベストイレブン)

GK 奥山知信(清水商・3年)

DF 増田 聡(静岡・3年)

  堀池 巧(清水東・3年)

  馬場芳浩(静岡学園・3年)

  川村尊之(静岡学園・3年)

MF 大榎克己(清水東・3年)

  芹沢敏之(清水商・3年)

  三浦泰年(静岡学園・3年)

FW 長谷川健太(清水東・3年)

  柳沢幸伸(静岡・3年)

  向島 建(静岡学園・3年)

その他の優秀選手

・最優秀新人

 武田修宏(清水東・1年)

・優秀DF

 伊達倫央(清水商・3年)

・優秀GK

 大川晃広(清水東・3年)

表彰(MVP・得点王・アシスト王)

MVP

 武田修宏(清水東・1年)

得点王

 武田修宏(清水東・1年) 9得点

アシスト王

 長谷川健太(清水東・3年) 4本

 岩辺 睦 (清水東・2年) 4本

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