【公式記録】静岡県高校サッカー選手権(2007年度編)優勝:藤枝東高校

【公式記録】高校サッカー選手権静岡県予選

平成19(2007)年度 静岡県高校サッカー選手権決勝

藤枝東 4−1 藤枝明誠

得点者:(東)松田3、平井

    (明)後藤

 この年は、1年からトップ下のレギュラーを掴んでいたU-18のMF・河合陽介をはじめ、DF・村松大輔、FW・松田純也をはじめ、黄金世代と言えるメンバーが3年生となった藤枝東が本命と目されていました。準々決勝の磐田東戦は、10番・河合の2ゴールとエース・松田のゴールと役者が揃い踏みで3−1と勝利。準決勝の清水商業戦は、2試合連続となる松田の得点と、途中出場のMF・稲葉の得点で2−1と競り勝ち、決勝進出を果たしました。

 反対のブロックでは、藤枝明誠が、準々決勝の浜松開誠館に2−1、準決勝の静岡学園戦は、延長戦の末1−0とともに接戦を制し、決勝に進出しました。

 藤枝勢対決となった藤枝東ー藤枝明誠の一戦は、試合開始早々、エースFW・松田が、左サイドのクロスに対し豪快なダイビングヘッドを叩き込み、幸先良く先制。その後も河合のスルーパスからMF・平井大樹が2点目、ゴール前の混戦から松田が抜け目なく押し込み、前半の内に3−0とリードを広げます。後半、藤枝明誠も意地を見せ、エースFWの後藤純一が打点の高いヘッドで1点を返すも、松田のハットトリックとなる追加点で勝負あり。藤枝東が前評判通り優勝を果たしました。

 藤枝東は全国大会の初戦は香川県代表・香川西に苦戦しながら1−1、PK戦で制し、2回戦の北海道代表・室蘭大谷、3回戦の神奈川県代表・日大藤沢を次々と撃破。準々決勝の東京都代表・三鷹戦では河合、松田の2枚看板の得点で2−0で勝利し、準決勝の山口県代表・高川学園戦では、またしても河合の得点で1−0と勝利し、静岡県勢として実に12年ぶりの決勝進出を果たしました。決勝は大前元気擁する流通経済大柏の猛烈なプレス&カウンターの前に0−4と完敗し、準優勝となりましたが、久しぶりの静岡県勢の全国での活躍となりました。

平成19(2007)年度 静岡県高校サッカー選手権結果

優  勝:藤枝東

準 優 勝 :藤枝明誠

ベスト4:清水商業、静岡学園

ベスト8:清水東、常葉橘、浜松開誠館、加藤暁秀

全国高校サッカー選手権結果:準優勝

大会優秀選手(ベストイレブン)

GK 杉本拓也(藤枝明誠・3年)

DF 鳥羽亮佑(藤枝東・3年)

  村松大輔(藤枝東・3年)

MF 吉野峻光(静岡学園・3年)

  石上幸征(藤枝東・3年)

  杉山和毅(清水商業・3年)

  木内 亮(藤枝明誠・3年)

  河合陽介(藤枝東・3年)

FW 後藤純一(藤枝明誠・3年)

  松田純也(藤枝東・3年)

  増田誠也(清水商業・3年)

その他の優秀選手

・最優秀新人

 木村誠志(藤枝東・1年)

・優秀GK

 佐野恭佑(清水商業・3年)

・優秀DF

 小関教平(藤枝東・3年)

・最優秀FW

 松田純也(藤枝東・3年)

表彰(MVP・得点王・アシスト王)

MVP

 河合陽介(藤枝東・3年)

得点王

 松田純也(藤枝東・3年) 5点

アシスト王

 河合陽介(藤枝東・3年) 3本

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