【高校サッカー選手権 静岡県大会】静岡学園が2年ぶり14度目の優勝!

2023選手権静岡県大会

11月11日、高校サッカー選手権静岡県大会の決勝がエコパスタジアムで開催されました。静岡学園-藤枝東の名門同士による対戦は、静岡学園が2−1で制し、2年ぶり14度目の優勝を決めました。

2023選手権静岡県大会 決勝結果

静岡学園 2−1 藤枝東

得点者:(静)庄、宮崎

    (磐)植田

試合の立ち上がりは静岡学園が、テンポの早いパスとドリブルで押し込み、取られた後もトランジションの早さで制圧します。その流れで前半15分、今大会絶好調のFW・庄大空選手(3年)が、ペナルティアーク手前でボールを受けると、ゴール右上に突き刺すゴラッソ。静岡学園が幸先良く先制します。ここまでの流れだと一方的な展開になるかとも思われましたが、藤枝東も両サイドを起点に鋭い速攻で押し返し、一進一退の攻防が続きます。すると後半29分、静岡学園のコーナーキックからのミスパスを拾うと速攻を仕掛け、左サイドのFW・江口選手のふわりとしたクロスをエースFW・植野悠斗選手(3年)が豪快にヘディングで押し込み同点に追いつきます。前半終了間際には、藤枝東のMF・江口選手がダイレクトで左足シュートをしますが、静岡学園のU18日本代表のGK・中村圭佑選手(3年・J2東京ヴェルディ内定)が左手一本でセーブし、ゴールを割らせません。

後半もどちらかというと藤枝東のペースで進み、後半18分にはMF・江口立樹選手(3年)のヘディングシュートはバーを直撃。そして後半26分、静岡学園はMF・高田選手からFW・庄選手と繋ぎ、エリア内のMF・宮崎隆之介選手(3年)が、絶妙なターンでDFを鮮やかにかわし、勝ち越しのゴール!これが決勝点となり、静岡学園が2年ぶり14回目の優勝を決めました。

今大会はエースFW・神田奏真選手(3年)や中盤の要のMF・福地瑠偉選手をはじめ、DF大村海心選手(3年)、FW志賀小牧選手(3年)など主力に怪我人が続出していましたが、他の選手が見事に穴を埋め、県代表の座を勝ち取りました。既に県大会決勝には大村選手と志賀選手がベンチに入りしており(大村選手は途中出場)、全国大会には神田選手も間に合う予定です(MF福地選手の復帰時期は明らかにされておらず、心配なところです)。ぜひ全国優勝を勝ち取って欲しいです。

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