昭和61(1986)年度 静岡県高校サッカー選手権決勝
東海大一 1−0 清水東
得点者:(東)平本
この年から4ブロックあるリーグ戦の突破チーム数が1チーム→2チームになり、準々決勝から優勝が争われることになりました。
清水商業、清水東、藤枝東、静岡学園と名門が勢揃いした決勝トーナメントを制したのは東海大一でした。1回戦の藤枝北との試合では、アデミール・サントスの活躍で2−1で勝利すると、準決勝は藤枝東を倒して勝ち上がった静岡市立に対し、FW平澤の決勝ゴールで辛くも1−0で退けました。
決勝の相手は総体代表の清水東。サントスの個人技などで主導権を握る東海大一は、後半5分、杉山のアシストから平本が押し込み、待望の先制点。このまま1−0で勝ち切り、実に5回目の決勝で初の優勝を果たしました。
東海大一は、FWアデミール・サントスを筆頭に、DF大嶽直人、DF内藤直樹、MF澤登正朗、MF杉山淳一、FW平澤政輝など、錚々たるメンバーで初出場となる全国大会も勝ち進み、国見高校との決勝戦では、サントスが伝説の「バナナシュート」を決め、見事初優勝に輝きました。
昭和61(1986)年度 静岡県高校サッカー選手権結果
優 勝:東海大一
準 優 勝 :清水東
ベスト4:静岡市立、静岡工
ベスト8:清水商業、静岡学園、藤枝東、藤枝北
全国高校サッカー選手権結果:優勝
大会優秀選手(ベストイレブン)
GK 大滝勝己(清水東・2年)
DF 長澤 徹(清水東・3年)
大嶽直人(東海大一・3年)
内藤直樹(東海大一・3年)
夏賀高弘(静岡工・3年)
MF 永野克幸(静岡工・3年)
塩川哲也(清水東・3年)
杉山淳一(東海大一・3年)
FW 望月克哉(清水東・2年)
平澤政輝(東海大一・2年)
アデミール・サントス(東海大一・2年)
その他の優秀選手
・最優秀新人
久保田進(静岡工・1年)
・優秀GK
加藤寿一(藤枝東・2年)
・優秀DF
井川秀幸(清水東・3年)
・最優秀MF
塩川哲也(清水東・3年)
表彰(MVP・得点王・アシスト王)
MVP
アデミール・サントス(東海大一・2年)
得点王
平澤政輝(東海大一・2年) 4得点
青島文明(清水商業・3年)
中野 浩(静岡市立・2年)
杉山 学(静岡北・3年)
アシスト王
アデミール・サントス(東海大一・2年)
コメント