【公式記録】静岡県高校サッカー選手権(2000年度編)優勝:清水商業高校

【公式記録】高校サッカー選手権静岡県予選

平成12(2000)年度 静岡県高校サッカー選手権決勝

清水商業 4−1 静岡学園

得点者:(清)山口、神谷2、小林大

    (静)宮津

 佐野裕哉と小林大悟という全国トップクラスのタレントを2枚擁し、夏の全日本ユースで5年ぶりに優勝するなど、絶対的な優勝候補の清水商業でしたが、佐野が秋の国体で骨折し、スーパーエース不在の中での県予選となりました。その清水商業ですが、決勝トーナメント初戦でいきなり藤枝東との対戦となりました。藤枝東は1年生ながら全国的に見ても図抜けた才能を持つ成岡翔と、2年の長谷部誠らで構成する中盤はレベルが高く、DF陣もGKの西形尚城を中心に踏ん張り、互いにスコアレスで終了。PK戦の末、辛くも清水商業が勝利しました。清水商業は準々決勝も浜名に競り勝ち、準決勝に進出。

 反対のブロックでは、藤枝明誠が浜松湖東を、静岡学園が東海大翔洋をそれぞれ下し、準々決勝に進出。ここは勢いに乗る藤枝明誠に対し静岡学園が貫禄を示し、5−1と完勝して決勝に進出しました。

 決勝は清水商業ー静岡学園のカードになりました。清水商業は前半25ふん、FW・山口健が幸先良く先制すると、10分後にFW・神谷大輔が追加点。後半、反撃に出た静岡学園は、DF・宮津広記が1点を返しますが、神谷、小林大悟が決めて突き放し、4−1と快勝し、2年ぶりの全国切符を手にしました。

 全国大会ではエース・佐野も復帰し、万全の体制で挑みましたが、初戦の2回戦は福岡県代表・東海大五に3−0で快勝したものの、3回戦で埼玉県代表・武南高校に0−0の末PK戦で敗れ、無念の3回戦敗退となりました。この辺りから静岡県代表が全国で勝てない展開が続いていきます・・・。

平成12(1998)年度 静岡県高校サッカー選手権結果

優  勝:清水商業

準 優 勝 :静岡学園

ベスト4:藤枝明誠、浜名

ベスト8:浜松湖東、東海大翔洋、藤枝東、静岡北

全国高校サッカー選手権結果:3回戦敗退

大会優秀選手(ベストイレブン)

GK 為田聡史(清水商業・3年)

DF 植松弘樹(藤枝東・3年)

  河野淳吾(清水商業・3年)

  秋本倫孝(清水商業・3年)

  宮津広記(静岡学園・3年)

MF 伊藤圭佑(浜名・2年)

  桜田和樹(静岡学園・3年)

  小林大悟(清水商業・3年)

  岡島弘高(静岡学園・3年)

FW 山口 健(清水商業・3年)

  萩田祐介(藤枝明誠・3年)

その他の優秀選手

・最優秀新人

 菊地直哉(清水商業・1年)

・優秀GK

 遠藤拓磨(静岡学園・3年)

・優秀DF

 永田 充(静岡学園・2年)

・最優秀DF

 秋本倫孝(清水商業・3年)

表彰(MVP・得点王・アシスト王)

MVP

 小林大悟(清水商業・3年)

得点王

 神谷大介(清水商業・3年) 9得点

アシスト王

 山口 健(清水商業・3年) 6本

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